2012年8月28日火曜日

ヒゲ脱毛と毛周期


医療用レーザー脱毛も1回の通院で終わったらどれだけ楽でしょうか。
しかし毛の生える周期などもあるので、現実問題1回きりで終わらせるというのは厳しい気がします。

平均して510回程度通う必要があるというヒゲ脱毛ですが、通うタイミングは病院によって考え方に若干の違いがあるようです。

というのも、脱毛クリニックや皮ふ科によっては「1ヶ月に1回程度通って下さい」、「大体2ヶ月くらいは間隔を空けないと意味がありません」、「2週間に1度は来院して下さい」などと公式ホームページなどで書かれていますが、その内容はバラバラです。

こうなってくるとどれが正しい脱毛方法なのか分かりません。
なぜ、各クリニックによって見解が変わってくるのでしょうか。

医療用レーザーでヒゲを脱毛しようとした場合、理想的とされるのは、ヒゲの毛周期に合わせタイミング良くレーザーを照射していき毛根組織を破壊し、徐々にヒゲを薄くしていくことです。

ここまではどのクリニックでも考え方が同じだと思われます。

しかしここから以下のような考え方に分かれることで、先述のように通うタイミングの指定に違いが出てくるものと思われます。

1つ目の考え方としては「ヒゲが細い状態でも、目立ち始める頃にレーザー当てる」、もう1つは「ヒゲが細い状態では効果が薄いので、ヒゲが育ってからレーザーを当てる」というものです。
どちらも理にかなっているように思いますが、個人的には後者の「ヒゲが育ってからレーザーを当てる」という方が効果は望めるような気がします。

理由としまして、『医療用レーザーはメラニン色素の黒色に反応する』という仕組みだからです。ハッキリと黒々していたほうがより効果が望めるという事なので、細い状態では効果が得られにくいのではないかと思います。

つまり12ヶ月おきに通院するのがベストなのではないかと考えます。
2週間に1度のように頻繁にレーザーを照射するよりも、しっかりヒゲを育てたところを一気に焼ききったほうが効率が良いと感じますが、やはり専門家の意見に従うのがベストでしょう。カウンセリングの際に、次回の施術日程の理由を聞いてみると良いかもしれません。

しかし費用的な部分を考えると、「2週間に1度」よりも「2ヶ月に1度」の通院のほうが結果的に費用は抑えられるように思います。定額制で回数無制限で何度通院しても費用が変わらない病院であれば気にせず通院できるのですが、その都度費用を支払う病院の場合は予算の上限もあるので、頻繁に通うというのは現実問題難しいと思います。

そもそも毛の生え変わる毛周期も人によって個人差があるので、一概には何日に1回の通院が必要といいづらい部分もあるかと思いますので、通っている病院に自分の場合の毛周期がどれくらいなのか1度確認してみるとよいでしょう。

自宅で行うセルフ脱毛に比べ、クリニックや皮ふ科に通う医療脱毛はどうしても費用がかさみがちになります。脱毛に通う人であれば少しでも脱毛費用を抑えたいというのが当然です。「費用を抑えたいから2ヶ月に1度の通院ではダメか?」とはなかなか聞きづらいと思うので、毛周期を確認することで予約を入れる目安にするといいでしょう。